MITSUKO’S DAILY LIFE
九州国立博物館へ
人類の長い歴史に想いを馳せて
太宰府で出会った、はるか昔から続く私たちの物語
皆さま、ごきげんよう。
開運 時運(とき)よみ鑑定士の
スピリタルみつこです。
太宰府を訪れたこの日、
九州国立博物館にも足を運んできました。
博物館の中で出会ったのは、
私たち人類が歩んできた、とても長い時間のお話。
「私たちは、どこから来たのだろう?」
そんなことを考えながら展示を見ていると、
いつもの日常とは少し違う、不思議な時間が流れていきました。
九州国立博物館で
人類の歴史をたどる
九州国立博物館でいただいた資料より
私たちだけではなかった
人類の世界
私たちホモ・サピエンスは、アフリカで誕生し、 やがて世界各地へと広がっていったと考えられています。
ところが当時の地球には、 私たちとは異なる人類も暮らしていました。
ヨーロッパにはネアンデルタール人。 アジアにはデニソワ人など、 複数の人類が同じ時代を生きていたのです。
ホモ・サピエンスが世界へ広がっていく中で、 別の人類と出会い、同じ時代を生きていたということ。 人類の歴史は、一本のまっすぐな線ではなかったのですね。
ネアンデルタール人と
私たちの意外なつながり
ネアンデルタール人は、がっしりとした体つきをもち、 寒い環境に適応しながら暮らしていた人類です。
以前は、ホモ・サピエンスとはまったく別の存在として 入れ替わるように姿を消したと考えられていたそうです。
ところがDNA研究が進んだことで、 ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の間には 交雑があったことが分かってきました。
つまり、はるか昔に生きていた彼らは、 私たちと無関係な存在ではなく、 現代を生きる人々の中にもその痕跡が受け継がれているのです。
もうひとつの人類
デニソワ人
展示の中でも興味深かったのが、 「デニソワ人」という人類のお話です。
シベリアのデニソワ洞窟から見つかった骨などのDNA解析によって、 ネアンデルタール人ともホモ・サピエンスとも異なる人類の存在が 明らかになりました。
そしてデニソワ人もまた、 ホモ・サピエンスとの間で交雑していたことが 研究によって分かってきています。
私たち日本人を含む東アジアの人々にも、 ごくわずかにデニソワ人に由来する遺伝的な痕跡が 見つかっているそうです。
氷河期には
日本列島の姿も違っていた
さらに展示は、人類だけでなく 地球そのものの長い歴史へと続いていきます。
氷河期には大量の水が氷床や氷河として陸上に固定され、 海水面は現在よりも大きく低下していました。
そのため、日本列島の姿も現在とは大きく異なり、 北海道は大陸側と陸続きとなる時期があり、 本州・四国・九州も現在より大きなひとつの陸地のような姿を していたと考えられています。
今では当たり前に見ている海や島々の姿も、 地球という大きな時間の中では ずっと同じではないのですね。
博物館を巡りながら感じたのは、
私たちが生きている時間は、
地球や人類の歴史から見れば
本当にほんの一瞬なのだということでした。
違う人類と出会い、交わり、
気候が変わり、大地の姿まで変わっていく。
それでも命はつながり、
長い長い時間を経て、
今を生きる私たちへと続いています。
普段、暦を通して「時」を見つめていますが、
この日はいつもよりずっと大きな「時」の流れを
感じる一日となりました。
知っているようで知らなかった、 私たち人類の物語。
九州国立博物館は、 展示物を見るだけでなく、 「私たちはどこから来て、今ここにいるのだろう」 と想像する時間まで楽しめる場所でした。
太宰府へ行かれた際には、 ゆっくりと時間をとって訪れてみるのも 素敵だと思います。